「平日は早起きできても、休日になるとつい寝坊してしまう…」「朝からダルくてリズムが崩れがち…」
こんにちは!新潟県上越市・妙高市を中心に活動しておりますパーソナルトレーナーの矢坂です!
朝のスタートを気持ちよく切るために、日光を浴びることはとても大切です。
さらに、休日も平日と同じ時間に起きることで、体のリズムを整えることができ、健康・ダイエット・パフォーマンスのすべてに良い影響を与えます。
この記事では、朝日光を浴びるメリットと、休日の起床リズムが重要な理由について、科学的根拠も交えて解説します!
1. 朝日光を浴びるメリット
✅ 体内時計(概日リズム)をリセット!
人間の体内時計(サーカディアンリズム)は、自然と少しずつズレていきます。
このズレを毎朝リセットしてくれるのが、「朝日光」なんです。
太陽の光は、目の奥にある「視交叉上核(SCN)」という場所を刺激し、脳に「朝が来たよ」と伝えます。
それによって…
- 睡眠ホルモン「メラトニン」が抑制され、目が覚める
- 活動ホルモン「コルチゾール」が自然に分泌され、代謝が上がる
- 体温・血圧・脳の働きがスムーズに上がってくる
つまり、朝日光を浴びることで1日のスイッチが入るというわけです。
✅ セロトニン分泌でメンタルも安定
日光は、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌にも関係しています。
セロトニンがしっかり出ることで…
- ポジティブ思考になりやすい
- 集中力が高まり、パフォーマンス向上
- ストレスに強くなる
- 自律神経の安定にもつながる
さらに、セロトニンは夜になると睡眠ホルモン**「メラトニン」**に変化します。
朝日を浴びることで、夜の睡眠の質も向上するのです。
2. 休日でもなるべく同じ時間に起きた方がいい理由
✅ ソーシャル・ジェットラグとは?
「休日はつい昼まで寝てしまう…」という人は、**ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)**に注意が必要です。
これは、**平日と休日で起床・就寝時間がズレることによって起きる“生活リズムの乱れ”**のこと。
ソーシャル・ジェットラグによって起こる影響は…
- 平日の集中力ややる気の低下
- 寝つきの悪化・睡眠の質低下
- 自律神経の乱れ(だるさ、頭痛、気分の落ち込み)
- ホルモンバランスの乱れによる太りやすさ、血糖値の不安定化
特にダイエットやボディメイクに取り組んでいる方にとっては、リズムの乱れ=脂肪がつきやすい体質を作る原因になってしまいます。
✅ 寝だめはできない!睡眠は「貯金」ではなく「貯蓄できない消耗品」
「土日にたくさん寝て、睡眠を取り戻せばいい」と考えがちですが、睡眠は“貯める”ことができないんです。
むしろ、リズムが崩れることで月曜の朝が最もつらくなるという“月曜ブルー”の原因にも。
理想は…
✅ 平日と休日の起床・就寝時間を「1時間以内の差」に収めること。
✅ 寝不足の日は、昼寝(15〜30分)や早めの就寝で調整するのがベスト!
3. 朝のリズムを整えるためのポイント3つ
① 起きたらすぐにカーテンを開けて日光を浴びる
曇りでも朝の光には十分な強度があります。最低でも5〜10分は自然光を浴びましょう。
② 朝食をとる
朝ごはんも体内時計の調整に関与します。糖質も少量は必要!バナナ+ヨーグルトなどが◎
③ 休日も同じ時間に起きて、午前中に軽く外を歩く
「あさんぽ」などの軽い運動と日光浴は、自律神経の調整にも役立ちます!
まとめ
朝の光を浴びることは、体内時計を整え、心と体のスイッチを入れる大切な習慣です。
✅ セロトニン分泌でメンタルが安定
✅ コルチゾールの分泌で代謝UP
✅ ソーシャル・ジェットラグを防いで生活リズムの安定へ
とくにこれから春〜夏に向けて日照時間が長くなるタイミングは、習慣作りのチャンス!
朝の光をうまく取り入れて、気持ちよく1日をスタートさせましょう。
私について
新潟県上越市・妙高市を中心にパーソナルトレーニングを提供しています。
理学療法士の国家資格を持ち、解剖学・運動学・生理学・栄養学などの知識を活かし、体の不調改善からダイエット、ボディメイクまで幅広くサポート。