「運動する時間帯は朝・昼・夜、どれがいいの?」「運動の時間を固定したほうが効果がある?」
こんにちは!新潟県上越市・妙高市を中心に活動しておりますパーソナルトレーナーの矢坂です!
運動を始める際に、**「どの時間帯に運動するのが最も効果的か?」**と悩む方は多いと思います。実は、最新の研究では 「運動の時間帯を一定に保つこと」 が、パフォーマンス向上や脂肪燃焼、筋肉の成長に大きな影響を与えることがわかっています。
今回は、運動の時間帯と体内リズムの関係、時間帯ごとのメリット・デメリット、そして 最も効果的な運動習慣の作り方 について詳しく解説していきます!
1. 運動の時間帯と体内時計の関係
私たちの体は 「概日リズム(サーカディアンリズム)」 という 24時間周期の体内時計 によって、ホルモン分泌や代謝、体温の変化がコントロールされています。これにより、運動のタイミングも大きな影響を受けます。
運動と体内時計の相互作用
✅ 朝の運動 → 交感神経が活性化し、目覚めや集中力が向上
✅ 昼の運動 → 体温が高まり、筋力・持久力がピークに達する
✅ 夜の運動 → 副交感神経を刺激し、リラックスやストレス解消に有効
また、毎日同じ時間に運動を行うことで、体がその時間に最も効率よく動けるように適応する ため、一貫性がとても重要です。
2. 運動の「時間帯」よりも「一貫性」が大事な理由
一貫性を持って運動するメリット
✅ 運動の効果を最大化
→ 体が特定の時間に運動することに適応し、筋力や持久力が向上する
✅ 体内時計が整う
→ 一定の時間に運動することで 概日リズムが安定し、睡眠の質や代謝が向上
✅ モチベーションの維持
→ ルーティン化することで 「今日は運動する日だ!」と習慣化しやすくなる
研究によると、毎日 同じ時間に運動を行うグループは、異なる時間に運動をするグループに比べて、運動パフォーマンスや体脂肪の減少率が向上する ことが報告されています。
3. 朝・昼・夜、それぞれの運動のメリットと注意点
朝の運動(6:00~9:00)
✅ メリット
✔ 交感神経が活性化し、1日をエネルギッシュにスタートできる
✔ 空腹時運動による脂肪燃焼効果が高い
✔ ルーティン化しやすく、継続しやすい
⚠ 注意点
✔ 体温が低いため、しっかりウォームアップをする
✔ 空腹時に高強度の運動をすると、筋分解が進みやすい
昼の運動(12:00~15:00)
✅ メリット
✔ 体温が上がり、筋力や持久力がピークに達する
✔ 仕事の合間にリフレッシュでき、午後の集中力が向上
✔ 日光を浴びることで、ビタミンDの合成が促進される
⚠ 注意点
✔ 昼休みの時間が限られるため、短時間で効率的に行う必要がある
✔ 昼食後すぐに激しい運動をすると消化不良を起こす可能性がある
夜の運動(17:00~21:00)
✅ メリット
✔ 体温が最も高く、関節の動きがスムーズになるためケガのリスクが低い
✔ ストレス解消やリラクゼーション効果が高い
✔ 夕食前に行うことで、食欲をコントロールしやすい
⚠ 注意点
✔ 高強度の運動を夜遅くに行うと、交感神経が刺激されて寝つきが悪くなる
✔ 就寝2時間前までには運動を終えるようにする
4. 効果を最大化する運動習慣の作り方
運動の時間帯よりも、一貫性が大切!そのために以下を意識しましょう。
✅ 運動の時間を固定する
→ スマホのリマインダーやカレンダー機能を活用して、運動時間を決める
→ 仕事や生活リズムに合わせて、無理なく続けられる時間を選ぶ
✅ 小さな習慣を作る
→ 「朝のストレッチ」「昼休みに10分のウォーキング」など、最初は短時間から始める
✅ ライフスタイルに合わせる
→ 夜に仕事がある人は朝に運動、朝が忙しい人は昼や夜に など、自分に合った時間帯を見つける
5. まとめ:運動の時間帯は「一定」がポイント!
運動は、「朝・昼・夜のどの時間帯がベストか?」よりも、「毎日同じ時間帯に運動すること」が重要 です。
✅ 朝は脂肪燃焼や集中力UP、昼はパフォーマンス向上、夜はストレス解消に効果的
✅ 毎日一定の時間に運動することで、体内時計が整い、運動効果が最大化
✅ ライフスタイルに合わせた運動時間を見つけ、一貫性を持って継続するのがベスト!
私について
新潟県上越市・妙高市を中心にパーソナルトレーニングを提供しています。
理学療法士の国家資格を持ち、解剖学・運動学・生理学・栄養学などの知識を活かし、体の不調改善からダイエット、ボディメイクまで幅広くサポート。