「洋食が続くとなんとなく体が重い…」「最近、朝は納豆とお味噌汁が恋しい気がする」
こんにちは!新潟県上越市・妙高市を中心に活動しておりますパーソナルトレーナーの矢坂です!
日々の食事の中で「和食」を見直すことで、体の調子が整い、心もほっとする感覚を覚えたことはありませんか?実はそれ、気のせいではありません。和食は栄養バランスに優れ、腸内環境を整える発酵食品も豊富。まさに“健康をつくる食文化”なんです。
今回は、納豆や味噌汁を中心に、和食のすごさを科学的に解説していきます!
1. 和食が最強と言われる理由とは?
日本の伝統的な食事は「一汁三菜」が基本。ご飯(炭水化物)・味噌汁(発酵食品)・魚や肉(たんぱく源)・野菜(ビタミン・ミネラル)が自然に組み込まれています。
✅ 主食・主菜・副菜・汁物が揃うことで、PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)が整いやすい
✅ 食材の種類が多く、栄養素の“重なり”があるため、健康への相乗効果が生まれる
✅ 発酵食品が多く腸内環境を整えやすい
✅ 脂質が少なく、素材の味を活かした調理が多い
2. 和食に欠かせない!発酵食品の健康効果
● 納豆:日本が誇るスーパーフード
納豆には、ナットウキナーゼという酵素が含まれており、血栓予防や血流改善に効果があると報告されています。また、発酵によってビタミンK2や吸収しやすいたんぱく質が増加。さらに食物繊維や納豆菌が腸内環境の改善にも貢献します。
✅ 筋分解抑制や骨の健康をサポート
✅ 食物繊維+納豆菌で“腸活”にも最適
✅ 朝食との相性抜群(体内時計のリセットにも)
● 味噌汁:腸と心を整えるやさしい一杯
味噌には乳酸菌の一種である麹菌が含まれており、腸内環境を整える効果があります。また、発酵によって生成される**GABA(γ-アミノ酪酸)**は、自律神経を整え、リラックス効果にもつながると言われています。
✅ ストレス緩和や睡眠の質向上にも期待
✅ 汁物で水分補給&満腹感UP → 食べ過ぎ予防
✅ 好きな具材で“栄養の補填”も自在!
3. 海藻・きのこ・大豆:和食の名脇役たち
- わかめ・昆布などの海藻類は、ミネラルが豊富で低カロリー。水溶性食物繊維で腸を整える効果も。
- きのこ類はビタミンDやβグルカン(免疫活性成分)を含み、疲労回復・免疫強化に。
- 大豆食品(豆腐・おから・きな粉など)は植物性たんぱくの代表格で、ホルモンバランスを整えるイソフラボンも含みます。
4. 和食の注意点:塩分にはちょっと注意!
和食の良さを活かすためには、塩分の摂りすぎには注意が必要です。味噌や漬物、醤油などには塩分が含まれるため、出汁(だし)をうまく活用するのがコツ。昆布やかつお節の旨味成分(グルタミン酸やイノシン酸)で、塩分を抑えながら美味しく仕上げられます。
5. まとめ:やっぱり和食は、最強の“日常薬膳”!
和食は、脂質を控えつつ、たんぱく質やビタミン・ミネラル・食物繊維が自然に摂れる“理想の食事スタイル”です。
特に納豆や味噌汁などの発酵食品を毎日の習慣にすることで、腸内環境が整い、代謝や免疫、メンタル面まで良い影響を与えることが期待されます。
忙しい日々の中でも、朝食に納豆と味噌汁、夜には魚と野菜の煮物とごはん。
そんな一食が、未来の健康をつくる「投資」になるかもしれません。
私について
新潟県上越市・妙高市を中心にパーソナルトレーニングを提供しています。
理学療法士の国家資格を持ち、解剖学・運動学・生理学・栄養学などの知識を活かし、体の不調改善からダイエット、ボディメイクまで幅広くサポート。